〜あまいあまい香りの夜🍓〜
ある晩、こんぺいとうの森に、
ふんわりと甘い香りの風が吹きました。
その香りは、いちごとミルクのあいだのような、
どこか懐かしいやさしい匂い。
くまさんたちが眠りにつくと、
森の光がきらりと瞬き、
世界がふわっとやわらかな
夢の森に変わりました🍬

〜ショートケーキのくまさんとの出会い〜
夢の森のまんなか。
ケーキの形をしたお家の中に、
真っ赤ないちごと
ホイップクリームといちごをちょこんとのせた
「ショートケーキのくまさん」が座っていました。
「ようこそ、あまい夢の森へ🍓」
ショートケーキのくまさんは、
やさしく微笑みました。
くまさんは誘われるまま、
ショートケーキを囲んで
小さなティータイムを楽しみました。
ふわふわのスポンジ、やさしいいちごの香り。
そして笑い声が、夜空の星のように
きらきらと広がっていきます。
「この森ではね、楽しい時間を過ごすたびに、
小さなハートのかけらが生まれるんだよ」
ショートケーキのくまさんはそう言うと、
いちごのように真っ赤な、小さなハートをそっと手渡しました。

〜目が覚めた朝〜
目を覚ますと、部屋の中にはまだ、
あまい香りがかすかに残っていました。
「夢…だったのかな?」
けれど、くまさんのそばには、
小さな赤いハートのかけらが落ちていました。
それはまるで、
ショートケーキのくまさんが残していった
"夢のしるし"のよう。
くまさんはそのかけらをそっと胸に抱いて、
「またあの森で会えるといいな」と微笑みました。
その朝の森は、いつもより少しだけ、
あまくてやさしい香りに包まれていました🍰🌙
